TOEICの学習教材はたくさんあるものの、その中では若干お高めなスタディサプリ。試してみたいけど躊躇してしまう人もいるのではないでしょうか?
そんな方々には「間違いなくお値段以上の価値があるから、迷わず使うべき」とお伝えしたいです。
こんなことを言うのは、自分の身をもってスタサプTOEICの有用性を実感していて、誰に対してもオススメできるとを確信しているからです。
管理人はTOEIC初受験の時、5ヶ月弱スタサプTOEICで学習を積み上げました。そして、その後試験に挑み、835点というスコアを叩き出すに至ったのです。
学習開始前が中学レベル以下の英語能力だったことを考えると、まずまずの結果だと思いますし、その結果はスタサプTOEICなしでは間違いなく達成し得なかったものです。
スタサプTOEICを使うと本当に効率よく勉強できるので、TOEIC対策に取り組む方々にはぜひとも使っていただきたいと思っています。
ということで、今回はそんな激オススメなスタサプTOEICについて解説していきたいと思います!
少しでも検討の参考になれば幸いです!
スタサプTOEICの特徴
スタサプTOEICはPCやタブレット、スマホなどの端末を使ってオンラインでTOEICの対策ができるサービスです。
スタサプというと、受験を一生懸命頑張る学生たちでおなじみなので、「ガチ勢向けの仕様なのでは?」と思うかもしれませんが、全くそんなことはありません!
そういった点も含めて、まずはスタサプTOEICの特徴を確認していきましょう!
初心者から上級者までフォローする幅広いコンテンツ
基礎的な単語や文法から学ぶことができるようになっているので、英語をほとんど忘れてしまった人でもいきなりスタサプTOEICで勉強を始めることができます。
また、ハイスコア向けの単語・熟語学習機能もありますし、演習問題数も多いので、中級者以上の学習者も十分に満足できる内容になっています。
親切で分かりやすい講義
講義は合計で580本ほど収録されています。
担当するのは英語教育界で著名な関正生先生で、講義内容がめちゃくちゃ分かりやすいです。
基本的に講義は1回数分程度でTOEICに必要な知識をコンパクトにまとめてくれているのですが、倍速での視聴もできるので、効率よく学ぶことができます。
また、演習問題については受講生の正答率が悪いところを中心に動画で解説してくれているので、本当に至れり尽くせりといった内容になっています。
圧倒的な使いやすさ
スマホでも操作しやすい設計になっているので、外出先でも気軽に勉強できます。
TOEICの勉強に欠かせないディクテーションやシャドーイングまでスマホで簡単にできるシステムは本当に秀逸です。
シャドーイング機能はスクリプトの表示非表示を切り替えられるので、オーバーラッピングとの相性も◎です。
また、2022年11月時点では音声が最速で1.2倍だったので、本番よりも高速でトレーニングできないのがネックでしたが、現在はそれも解消されています。
さらに、単語と熟語については、間違えたものだけをピックアップするようになっていて、それを後から復習することができます。
ピックアップするかどうかは自分で選ぶこともできるので、自分が再度勉強したいものだけを集めることもできます。
豊富で実践的な演習問題数
本試験20回分の演習問題が用意されています。また、その演習問題はスタサプ陣が本試験を徹底分析して作られているので、極めて実践的です。
さらに、リスニングセクションはアメリカ人、カナダ人、オーストラリア人、イギリス人のスピーカーによってスクリプトが読まれるので、いろんな国の発音に慣れることができます。
そして、各問題には解説がついているのはもちろん、ディクテーションやシャドーイングもできるようになっています。
それらを全部やりつつ、さらに周回もすると1000時間以上は費やすことになると思います。
スタサプTOEICの料金
スタサプTOEICには、2つのプランがあります。どちらも学習できる内容に違いはなく、パーソナルコーチがつくかどうかという違いになります。
ベーシックプラン
こちらはその名のとおり、通常のプランです。自分ひとりで学習を進められる人はこちらを選びましょう!
料金は契約期間によって異なります。
- 1ヶ月・・・・3,278円
- 6ヶ月 ・・・ 18,348円(月あたり:3,058円)
- 12ヶ月・・・32,736円(月あたり:2,728円)
途中で解約してもある程度は返金してもらえますが、勉強期間が5ヶ月以内であれば単月契約のほうが出ていくお金は少ないです。
パーソナルコーチプラン
パーソナルコーチプランはベーシックプランの内容に専任のコーチがついてくるイメージです。
コーチは学習プランの策定や進行管理などをやってくれるようで、コミュニケーションは通話やチャットなどを通して行います。
学習記録を毎日報告したりなど、密にコミュニケーションを取るので、モチベーションが続くと評判です。
こちらも料金は契約期間によって異なります。
- 3ヶ月・・・ 74,800円(12回分割払い:6,234円)
- 6ヶ月・・・107,800円(12回分割払い:8,984円)
スタサプTOEICのコンテンツ
ここからはコンテンツの具体的な内容を紹介していきます!
パーフェクト講義
パーフェクト講義はスタサプTOEICのメインコンテンツ的な位置づけのもので、TOEICの各パートごとに問題の傾向を学べる内容になっています。
傾向ごとに講義動画つきの例題と演習問題がセットになっていますが、例題→演習という流れで自然とインプットしたものをアウトプットすることになるので、知識が定着しやすいです。
すべての問題でディクテーションとシャドーイングの両方ができるので、これも含めてパーフェクト講義を周回すると学力が目に見えて向上します。
実践問題集
本試験10回分の問題集です。
問題構成が本番と同じになっていて、各問題には解答の目安となる時間の表示もあるので、本番を想定した訓練が可能です。
こちらもディクテーション・シャドーイングを合わせて進めることで大幅な学力向上が期待できます。
実践問題集NEXT
こちらも本試験10回分の問題集です。
実践問題集よりも難易度が高いとの噂でしたが、個人的にはあまり違いを感じられませんでした。
NEXTの方がより最近の試験傾向を反映しているようなので、ノーマルの方と両方やっている時間がなければ、NEXTを優先してやるといいかもしれません。
TEPPAN英単語・英熟語
目標とするスコアごとに頻出の単語を学習できるコンテンツです。
860点までのものは本当によく出るので、ある程度のスコアを狙うなら繰り返しの学習は必須です。
- 目標600点→750語
- 目標730点→340語
- 目標860点→230語
- 目標990点→180語
- 目標600点→230語
- 目標730点→230語
- 目標860点→70語
パーフェクト講義-英文法編
時制、仮定法、関係代名詞などの単元ごとに講義と問題演習によって学習できるコンテンツです。
講義が本当に分かりやすく腑に落ちるので、よほど文法に自信がある状態でない限りは多くのことを学べると思います。
ただ、TOEICに頻出の文法がコンパクトに整理されている形になるので、文法を網羅的に勉強したい場合は他の教材が必要になります。
文法問題はともかく長文まで視野に入れると、正直このコンテンツだけではちょっと足りないかなという印象です。
基礎講座
英語の初心者向けに用意されているコンテンツで、文法・単語・リスニングの基礎を学ぶことができます。
基礎文法
主に小・中学校で習うような基礎的な内容について、講義と問題演習で学ぶことができます。
パーフェクト講義の英文法編についていけない人や英語の読み方が全然分からない人はここから始めるといいと思います。
基礎英単語
こちらも小・中学校で習うような基礎的な1,346単語をフォローする内容になっています。
数十年ぶりに英語の勉強するなど、基礎的な語彙に不安がある場合はこちらを確認しておいてもいいと思います。
基礎リスニング
英語には発音のルールがあって、それはいわゆる日本の学校で習うのとは全く別物です。
ゆっくりした速度でもスピーカーの発音がよく聞き取れない場合は、ここから始めましょう。
1分クイズ
「〇〇って英語でなんて言う?」的な短時間で取り組めるクイズです。
正直、TOEIC対策としてはやらなくても支障はありませんが、面白いですし、勉強にもなります。
アダプティブ講座
AIが学習者の傾向から苦手だと判断した問題を出してくれるコンテンツです。
問題は実践問題集から出てくると思うので、まだ解いてない問題をやりたくないという人は実践問題集を先にやった方がいいかもしれません。
なお、アダプティブ講座にも関先生の講義がついてきます。
スタサプTOEICの勉強法(〜400点)
400点に達しないスコアだと、語彙と文法の不足がリスニング・リーディングの両方に影響している状況かと思います。
なので、ひとまず以下のコンテンツで語彙と文法を重点的に強化していきましょう。
- 基礎講座
- パーフェクト講義(英文法編)
- TEPPAN英単語・英熟語(できれば730点レベルまで)
また、可能であればなにか文法書を一冊手に取れると良いと思います。ちなみにオススメは関正生先生の書籍です。
スタサプTOEICの勉強法(400〜600点)
400点〜600点くらいだと、まだ分からない単語が多く、文法もしっかりとは身についていない状況かと思います。
なので、以下のコンテンツで語彙と文法を補強しつつ、パーフェクト講義をメインにTOEICの傾向と対策を掴んでいきましょう。
- パーフェクト講義(英文法編)
- TEPPAN英単語・英熟語(できれば860点レベルまで)
- パーフェクト講義
また、パーフェクト講義ではディクテーションとシャドーイングにも取り組むと良いです。
音声は1.2倍が本番相当のスピードになると思いますが、まずは等倍で、それでも速いと感じたらもっと遅いスピードでもいいです。
本番と同等の速度でやりたくなるかもしれませんが、発音を真似ることができないと効果が薄まってしまいます。
なので、しっかり真似できる状態になるまで速度を落としましょう。なお、長文の読み方や構文把握で苦戦する場合には、別途参考書に取り組むといいと思います。
スタサプTOEICの勉強法(600点〜800点)
600点〜800点だと、基礎は身についている状態かと思うので、問題演習中心で学力向上を図りましょう。
- TEPPAN英単語・英熟語(できれば860点レベルまで)
- パーフェクト講義
- 実践問題集
- 実践問題集NEXT
リスニングは1.2倍速で、リーディングは制限時間内に終わらせるよう意識しながら問題に取り組むといいと思います。
なお、パーフェクト講義と実践問題集でのディクテーションはリスニングセクションのみ、シャドーイングは全パートで行うのがオススメです。
スタサプTOEICの勉強法(800点〜)
800点以上のスコアを持っている方は、語彙の強化と演習中心で良さそうなので、以下のコンテンツをサクサク進めていきましょう。
- TEPPAN英単語・英熟語(コンプリート)
- パーフェクト講義(まだやってなければ)
- 実践問題集
- 実践問題集NEXT
また、800点以上の方だとリスニングの音声が1.2倍速だとちょっと余裕がある感じになると思うので、1.4倍速以上でやることをオススメします。
リスニングの速度を早めると、本番で余裕ができるのはもちろんのこと、意味把握の速度も上がります。
そうすれば、リーディングの速度も自然と上がるので、一石二鳥です。
おそらく、このレンジのスコア保持者であれば、パーフェクト講義と実践問題集はシャドーイングのみで大丈夫かなと思います。
800点も余裕!スタサプTOEICの特徴と使い方のまとめ
以上、スタサプTOEICについて解説させていただきました!
他のTOEIC対策教材と比べて若干高めではあるのですが、スタサプにはTOEICに関する独自の知見と優れた学習システムがあります。
間違いなくお値段以上のリターンはあると思いますので、まずは無料体験で試してみてください!
では、最後に今回のまとめです!
- スタサプTOEICは初心者から上級者までの学習をフォローする幅広いコンテンツがある
- スタサプTOEICはシステムが秀逸で、スマホでも勉強しやすい!
- スタサプTOEICにはベーシックプランとパーフェクトコーチプランがある
- スタサプTOEICは長期契約するほど月額が安くなる
- スタサプTOEICのパーフェクト講義では、本番の傾向を掴みながら学習できる
- スタサプTOEICには580本程度の講義動画があり、学習者の理解を助けてくれる
- スタサプTOEICには本試験20回分の実践問題集が収録されている
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