web制作、webデザインなどのweb系スキル界隈では、学習期からSNSを活用した方が良いと言われています。
主な理由は以下の2点です。
- 似たような状況の人と繋がれる
- 案件の依頼に繋がることがある
結論から述べると、SNSを活用することによってこの2点はどちらも十分達成可能です。
ただし、それは「使い方を間違えなければ」の話です。
では、どのようにすればSNSを有効活用できるでしょうか。
SNS投稿の基本
好きなように投稿して万事上手くいく人は特に気にする必要はないのですが、大半の人がそうではないと思います。
どのように投稿したらいいかが悩ましい場合には、ひとまず以下を参考にしてください!
最低限意識すること
web系フリーランスがSNSを活用する上で最も重要な心構えは「自分の活動状況を他人に見せる」という意識です。
わざわざ言わなくても当たり前だろという話ではありますが、しっかり意識していないとついつい見栄えの良くないコメントをしてしまうこともあります。
基本的な投稿内容
その日の勉強内容や作業内容など、自身のスキルに紐づいた内容が主な投稿内容になるようにしましょう。
- 理解した内容(気づき)・・・学んだ内容を着実に自分のものにしている、というアピールになる。
- 他の人が引っかかりそうなポイントを注意喚起・・・人の役に立とうとする姿勢をアピールできる
- 最新の技術やサービスなどのお役立ち情報を共有・・・最新の情報にアンテナを張っているというアピールになる
- 制作物の動画や画像・・・自分の実力をアピールできる
投稿の文章
投稿の文章については自分以外の人が読みやすいか、という視点を持つことが重要です。
なぜなら、見にくい文章だと読んでもらうことができず、人と繋がりづらくなるからです。
読みづらい文章を書く人だと「この人に仕事を任せて大丈夫かな?」という不安を抱かせることにもなるので、読みやすい文章を心がける必要があります。
否定・批判的な内容はNG
人を否定・批判するのはもちろんのこと、書籍や講座など人以外に対する否定・批判も慎みましょう。
勉強なり案件をこなしたりしていると、何かしらの不満やストレスを感じるものですが、それを投稿されると見ている方はドン引きしてしまいます。
「この人コミュニケーション取りづらいかも」とマイナスな印象になること間違いなしなので、不満やストレスはなるべくSNS以外のことで解消しましょう。
リプ・コメントは極力返す
自分の投稿にコメントしてくれる人がいる場合、その内容には極力返答することをオススメします。
なぜなら、返答しないと感じ悪く見える可能性があるからです笑
こういうところからも人柄を察せられる場合があるので、面倒でもなるべく返すようにしておくと見栄えが良くなるでしょう。
投稿のフォーマットを決めておく
あらかじめ形を決めておくと、投稿に要する時間を短縮することができます。
本日の学習記録📝
- 静的コーディングのピクパ
- アニメーション付与
- WordPress移行
突然WPにログインできなくなって焦りました😢原因はサーバのセキュリティ設定によるログイン制限🔐
皆さんも気をつけてください!
勉強時間 8h
上記のような形にした場合、箇条書き部分と最後の一言を変えるだけで投稿できるので、投稿内容を考え込む必要がありません。
投稿を毎日またはそれに近い頻度で行うとそれだけで結構な負担になります。
面倒になって途中で投げ出してしまうのはもったいないので、無理なく継続していけるよう少しでも負担が軽くなるようにするといいでしょう。
他の人の状況は気にしない
SNSには色んな情報があふれています。
他の人の活動状況なんかはついつい気にしてしまうものです。
「自分より後に始めた人が0→1達成している」
「同時期に営業を開始したのに、案件を重ねるスピードが全然違う」
というのはSNS活用者定番のお悩みです。
的な意識が高い人は置いとくとして、そうでない人は他の人の状況を気にする必要はありません。
なぜなら、SNSを継続的に活用するフリーランスは特別優秀な人や行動力モンスターが多いからです。
こういう人たちと比べて進捗や成果が劣っていても、決して「ダメな人」、「できない人」ということにはなりません。
また、すごい速度で成果を残している人は初速だけすごくて、ふと気づいたら業界から消えていたということも少なくありません。
結局のところ「継続するのが一番難しいしすごい」のです。
継続していくためにはマラソン同様、自分のペースを守ることが肝要です。
SNS活用の良くない例
いろんなアカウントの投稿を見ていると、「これはちょっとビジネス目線では厳しめかも・・・」と思えてしまうことがあります。
「SNSなんて好きなように使ってええやろ!」という話ではあるのですが、仕事を受けるという観点で考えられるとそうも言ってられなくなります。
ということで、そういった観点で避けておきたい事例を見ていきたいと思います。
ストレス全開な投稿
コーディングをしていると思ったとおりの表示にならないことがよくあります。
的な感じでストレスをぶちまける方もいますが、見ている側からすればちょっと近寄りがたいオーラを感じてしまいます。
書いたコードで思ったような表示にならないのは、99.9%が記述ミスか自身がコーディングのルールを知らないだけかのどちらかです。
仕事を振るディレクターはこのことを当然に承知しているので、イラついている様子を見るとストレス耐性が低そうだけど大丈夫かな?と思う方が大半だと思います。
ということで、ストレスの発散はSNS以外の場所でやるのがオススメです。
投稿の大半が日常生活に関すること
SNSで人との交流があると、ついつい日常に関する情報も共有したくなるものです。
明日は子供の誕生日だからケーキを作りました♪
今日は旦那が休みなので、子供の世話を任せてカフェでのんびり☕
投稿自体はなんの問題もないのですが、元々フォロワーの大半はスキルの方に興味を惹かれてフォローしたはずです。
なので、プライベートに関する投稿の頻度が高すぎるとミュートにされたりフォローを外されたりする可能性が出てきてしまいます。。。
意味を理解するのが難しい投稿
時折、何を言っているのかが分かりづらい投稿、意図は分かるけど読みづらい投稿を見かけます。
過去の投稿を見て日本語的に怪しい文章が散見されるようだと、仕事を振る側としては「ちょっとコミュニケーションが難しいかも・・・」と思ってしまいます。
スキルと関係ないところで案件獲得の機会を逃すのはもったいないので、文章にも気を配っておきたいところです。
赤裸々なプライベート公開
プライベート内容を投稿するのは問題ありませんが、その深さについては少々気にしておきたいところです。
管理人が見ていて「ん?」と思ったのは男性の方で、その方は彼女への愛をマメに投稿している方でした。
さっき彼女と電話しました!
投稿者「会いたいねー♡」
彼女「会いたいねー♡」
なにやら見てはならぬものを見てしまった感が尋常ではありません。。。
仲が良いのは素晴らしいことですが、大半の人は「知らんがな」と思うはずです。
仕事を振る側からすれば「この子感覚大丈夫かいな?」と思ってしまうことでしょう。
SNSでの軽い繋がりだとディープな内容は受け止め切れない人が多いと思うので、恋愛に限らず深いプライベートは晒さない方が無難と言えます。
嘘丸出しな投稿
色々な投稿を見ていると、たまに「それは嘘ですよね?」と思えてしまうようなものも見かけます。
ようやく課題サイトが完成!
作るのに○時間かかりました(普通の人の1/4程度)
△△スクールの中級コース終了!○時間かかりました(普通の人の1/2程度)
恐ろしく早いサイト制作、俺でなきゃ見逃しちゃうね。
と言いたくなるくらい不自然な速度を出す人がいます。おそらく「デキる人」を演出するために投稿内容を盛っているのだと思われます。
デキる人にはフォロワーがついてくるので、盛りたくなる気持ちも分かりますが、見る人が見れば嘘は瞬時にバレてしまいます。
己の立ち位置を間違える
スクールで勉強中の方でも知り合いやクラウドソーシング経由で案件を獲得する方がいます。
初案件は誰にとっても嬉しいものですが、浮かれすぎるのも考えものです。
初案件を取って気分が高揚したのか、SNSのプロフィール文に以下のような文言を入れていた人がいました。
しかし、コーダーとして活躍している人からすれば「いや、君まだスクールで勉強中やん」と思えてしまいます。
このように自分の立ち位置を誤解してそうな人にも仕事を振りたいとは思いづらいので、注意しておきたいところです。
SNSでのフォロワー&案件獲得
SNSでフォロワーと案件を獲得するためには、いくつかコツがあります。
多くのフォロワー&案件を集める人に共通する点を確認していきましょう!
プロフ写真
プロフの写真はその人のイメージを大きく左右するので、非常に重要です。
人間は初対面の人に対する警戒心や興味を抱くものですが、その程度は男女によってかなり差があります。
女性・・・男女から興味を持たれる。警戒心はあまり持たれない。
男性・・・一部の人は女性から興味を持たれる。男性からは興味を持たれづらい。警戒されがち
というような違いがあるため、掲載する画像の考え方は男女によって異なります。
女性の場合
女性のプロフ写真は実写or人物イラストのどちらかにすると良いです。
実写の場合は、なるべく正面を向いた画像を使用しましょう。正面のものに抵抗がある場合は横向きでも良いですが、後ろ向きの画像は人間味が薄れる印象です。
なので、後ろ向きの画像を使うくらいだったらイラストを使いましょう。
男性の場合
残念ながら、人間の本能的に男性は女性に比べると興味を持たれづらいですし、無意識に警戒されてしまうものです。
実写よりもイラストの方が柔らかい印象があり、親しみを持ってもらいやすいです。
イラストと実写とではフォロワーのつきやすさにかなりの差が出るので、男性はプロフ写真にイラストを活用しましょう。イラストは人物でもそうでなくてもいいです。
信頼という面では実写の方に分があるのは事実ですが、男性の場合は初手からの実写活用するとフォロワーが付きづらいアカウントになる可能性が高いので、避けた方が無難です。
自己紹介
人間は自分に出来ないことを達成している人に尊敬の念を持つものです。
なので、人から「すごい!」と思われるような経歴や実績があれば載せるようにしましょう。
特に実績は案件を依頼するかどうかの参考になる情報なので、あれば積極的に記載しておきたいところです。
また、スキルに関係ない難関資格や検定などでも能力の高さを示すことができるので、できればこちらも記載しておきましょう。
- 普通の自己紹介だけ記載している人
- 公認会計士の資格・経歴ありと記載している人
この2者の力量が同等であれば、後者に仕事を依頼したくなる人が大半だと思います。
また、自己紹介についても「他の人からどう見えるか」という視点で記載内容を考える必要があります。
正直な話、それなりに社会経験がある人なら文章を見ればその人がデキる人かどうか一瞬で分かってしまうので、見やすい内容を心がけましょう。
プロフのヘッダー
SNSの活用においてプロフのヘッダーの画像は超重要!と言われることがあります。
しかし、web系フリーランスは基本的にポートフォリオでスキル感を示すので、ヘッダーにはあまりこだわらなくて良いと思います。
ただし、webデザイナーの場合はヘッダー画像で人を惹きつけるセンスを見せることができれば仕事に繋がる可能性もあるので、作り込むのもアリです
投稿内容
SNSで人を惹きつけやすくなる要素はいくつかあります。
以下の要素をなるべく多く含めるように投稿できるとフォロワーを多く獲得できると思います。
- 明るく前向きな論調で投稿する
- 最新の技術を活用、紹介する
- 有料の教材、コミュニティの有用性を情報提供する
- 人並み外れた行動力を示す(毎日14時間勉強・案件対応など)
- 優れた結果を示す(フリーランス開始後3ヶ月で月収50万円達成など)
勉強中の状態だと上記の要素を満たすのはなかなか難しいですが、その場合は一番上の「明るく前向き」だけ意識すれば良いです。
思うようにフォロワーが伸びないという状況になることもあると思いますが、投稿の雰囲気が明るいと人物としての印象が良くなります。
web系フリーランスのSNS活用術まとめ
ということで、本記事ではweb制作の仕事と学習方法について解説させてもらいました!
最後に要点を整理します!
- SNSの活用は人との繋がり、案件獲得のきっかけになる
- 投稿内容は「自分以外の人からどう見られるか」という視点が大事
- SNSでは自分と他人を比べる必要なし!マイペースでOK!
- 投稿内容は質的にも量的にもプライベートに寄せすぎないよう注意!
- プロフ写真は男女によって考え方が異なる
- 自己紹介ではなるべく自分の能力をアピールすべし!
- 投稿内容は明るく前向きな論調になるよう言葉を選ぶべし!
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